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アメリカ軍は10月11日午後、津堅島訓練場沖でのパラシュート降下訓練を実施しました。地元の中止要請を無視し2017年で6回目です。
パラシュート降下訓練は10月11日午後12時40分ごろに始まり、津堅島訓練場上空を飛行する特殊作戦機からボートを投下したあと、兵士らが次々に海へ飛び降りました。
訓練は2回に渡って行われ、合わせて10人が降下しました。この海域では、漁船やフェリーの航行が認められているため、地元うるま市や県は10月10日、沖縄防衛局を通じて、「市民の安全・安心の観点から、訓練中止」を申し入れていましたが、訓練は強行されました。
県によりますと、津堅島訓練場の海域を使用したパラシュート降下訓練は、2015年の8月に6年ぶりに実施され、それ以前にも1997年以降で6回を数えていますが、2017年は、11日の訓練で既に6回目と訓練が急増しています。