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こんばんは。Qプラスです。今年も地元がひとつになりました。糸満市では、旧暦の8月15日に合わせて恒例の糸満大綱引が行われ、地元の人が力をあわせて綱作りに汗を流しました。
けさ9時すぎ。糸満市の拝所には、実行委員会のメンバーが集まり、祭りの安全を祈願しました。
大漁祈願や豊作を祈って行われる糸満の大綱引。
その歴史は古く、少なくとも400年以上前から行われていたとされる伝統行事です。
中村「地元の人が参加して行われている綱作りおよそ1000人が汗を流しています」
大綱の長さはおよそ90メートル、重さはおよそ10トン。一番太いところは、直径1.5メートルにもなります。
綱作りには、行事を知ってもらおうと地元の中学生も参加。地域の伝統に触れました。
地元の中学生「成功すればいいなと思っています。本番で引っ張ってもほどけないようにしたいと思います」
地元の中学生「ぎゅって大きく作りたいです」
地元の人「(本番は)みんなが集まってみんなでできるように頑張ってやっていけたらいいなと」
そして、先ほど午後5時すぎ。
大勢の人が詰めかけた会場では、南北にわかれて大綱引が行われ、辺りは熱気に包まれました。
今年は引き分けとなったようです。綱は、地元の皆さんが材料費を出し合って、地区ごとに編んだものをつなげて出来ています。
綱も心もひとつになりました。