※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
どんな作品に仕上がるのでしょうか?
感性を磨きクリエイティブな作品をつくろうと、子どもたちが美術館であることに挑戦しました。
なにやら薄い板を手にやってきたのはうるま市のインターナショナルスクールに通うこどもたち。訪れたのは、伊是名島出身の芸術家名嘉睦稔さんの作品が展示されている美術館です。
沖縄アミークスでは毎年4年生が図工の授業の一環でここを訪れていて名嘉さん作品に触れながら思い思いに版画のデッサンをしています。こどもたちは作業を始める前にじっくり作品をみて周りました。
子ども「(Q.作品を見てどう?)天才しかできない。頑張ればできるけど1週間はかかる」
いざ、書き始めるとみんな真剣です。
女の子「こっちが虹で雲でお花」
男の子2人「鳥を描きました」「富士山描きました」
男の子2人「(Qもう完成?)もう少しです」
女の子「チューリップが風に吹かれて飛んでいきそうな感じを描いています。睦稔さんのひまわり畑を見た時にこんな風に書いたらいいだろうと思って描きました」
また、みんなの力を合わせて縦4m、横5mの巨大版画の模写にも挑戦しました。
女の子「だってあっち繋がってるじゃん。繋げて描く」
実は子どもたち、事前に名嘉さんが作品をつくる工程をDVDでみた様で・・・?
子ども達「(Q彫ってるとこみた?)超速かった。ささささって」「速いけど綺麗に彫れてて、どうしたらこんなに綺麗にできるんだろうって」
ボクネン美術館當山忠館長「睦稔はね、大人が書けない絵を彼らはやってると。自分たちも描けないからせめてそこから吸収って感じで、彼らの絵には驚かされたりしながら期待してます」
子どもたちは名嘉さんに負けじと一生懸命作品と向き合っていました。
この巨大版画は12月中旬に完成する予定だということです。