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辺野古サンゴ、採捕申請へ 知事は報告遅れ「遺憾」

辺野古新基地建設予定地で発見された絶滅危惧種のサンゴ。国は9月28日、県に対し、移植に向けた手続きの準備に入りました。

防衛省で27日に開かれた環境監視委員会では、絶滅危惧種のサンゴ「オキナワハマサンゴ」が新基地建設予定地南側の海で1群体が生息していることが明らかにされています。

国は移植に向けた手続きを進める方針ですが、サンゴの採取には知事による「特別採捕許可」が必要なため、28日午前、沖縄防衛局の職員が県庁の担当部署を周り申請に必要な書類などを確認したということです。

辺野古の新基地建設をめぐり、県はこれまで再三、工事開始前の移植を国に求めていました。また28日の県議会で翁長知事は「14群体のうち13群体が死滅した段階で報告がなされたことは大変遺憾」と述べました。