※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
那覇市民会館の久茂地小学校跡地への移転に関連し、市側が出した増額予算案。9月21日の議会で認められませんでした
那覇市民会館の久茂地小学校跡地への移転に伴い、市では高齢者などの利用を想定した周辺整備のための更なる土地の買い上げを計画しています。
しかし、買い上げる地域が「住居地域」から「商業地域」に用途が変更されたことで、移転に合意している人たちへの適正な補償額を算出するための再鑑定が必要となりました。このため、那覇市は9月定例会で土地の再鑑定のために必要な費用およそ680万円の増額を求めていました。
ところが、21日の予算委員会で野党側から「市民の理解が得られていない」などの意見があがり、審議の結果、市側の求める増額は認められませんでした。
これを受け、市では移転計画が遅れるといった影響はないが移転に向けた交渉で適正な補償額を示せず、迷惑をかける可能性があると懸念しています。