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事件そのものはもちろん、少年たちの犯行ということも衝撃でした。読谷村のチビチリガマが荒らされた事件を受け、20日、会見が開かれました。会見で與那覇徳雄遺族会長は、「遺族、関係者は、3度殺されたという気持ちであります」と話しました。
9月12日、チビチリガマが何者かに荒らされているのが見つかり、その後の警察の捜査で本島中部に住む少年4人の犯行と判明しました。事件を受け、20日、読谷村が声明を発表しました。
石嶺傳實読谷村長は、「語り継いできた平和教育が彼らの心に届いていなかったことを意味し、残念でならない。戦後72年私たちは過去の悲惨な歴史や戦跡を風化させてはいけない」と話しました。
遺族会では平和の像や遺品なども傷つけられた形跡があるとして再度被害届を提出する方針です。また読谷村では壕周辺への防犯カメラの設置を検討することにしています。