※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
サバニづくりの技受け継ぐ

沖縄の海洋文化を象徴するサバニづくりの技を継承しようと、現役の船大工によるトークショーが9月17日に本部町の海洋博公園で開かれました。

これは、漁やハーリー用の船として県民に親しまれている、サバニの建造技術を次世代に継承しようと開催されたものです。サバニは、明治時代に糸満市などで、追い込み漁を行うために造られるようになったと言われています。鉄製の釘を一本も使わず、竹の釘で木を繋げていくなど、その造船技術は極めて独特です。

会場では、石垣市白保のサバニの造船技術を継承する、長嶺誠さんが登壇し、サバニを造る手順や、その道具について説明を行ったほか、サバニづくりの魅力について語り、参加者は熱心に聞き入っていました。