伊波「楽園の海案内は水中ビデオカメラマンの長田勇さんです。今回のテーマは「夏の慶良間諸島」です」
長田「今回は、真夏のケラマ諸島をじっくりと潜って来ました。とても綺麗だった景色の数々を、ご覧頂きたいと思います」
伊波「楽しみです!早速見ていきましょう!」
長田「見て下さい!!青い海!と青い空!私は、沖縄の海と空が大好きなんです(^^ゞ」
伊波「陸の景色も素敵ですね~!潜る前からワクワクする海の色です」
長田「ここは、阿嘉島ナンバー1の人気ポイント、ニシハマ。早速、海の中へ…」
伊波「真っ白な砂のきらめきがとても綺麗ですね」
長田「そうですよね。透明度は30mありました」
伊波「30m!透明度高いですね。小さな魚もいますよ」
長田「水深5mの所にあるサンゴに群がる小さな魚たち。サンゴも魚も生き生きとしています」
伊波「海の中っていう事を忘れてしまいそうな景色ですね」
長田「そうですね。デバスズメダイも気持ちよさそうに泳いでいましたよ」
伊波「こんなキレイな場所ですもんね。さて、続いては?」
長田「こちらは阿嘉島・南側のポイント。小さめのサンゴが敷き詰められているポイントです」
伊波「一面にサンゴが広がっていて、まるでサンゴの草原ですね」
長田「そうですね。オニヒトデの大量発生や水温上昇で、一度はサンゴがなくなってしまった場所なんですが、産まれて5年くらいのサイズのサンゴがいっぱい。テーブルサンゴもまだ50cmくらいの可愛らしいサイズが多かったです」
伊波「可愛らしいサイズと言っても、立派ですね。石西礁湖のサンゴの白化が心配されていましたが、ここのサンゴは大丈夫なんでしょうか?」
長田「去年今年と30℃を超える水温が続いてますが、まったく白化することなく元気な状態でした」
伊波「そうなんですね、安心しました。いろんな種類のサンゴがひしめき合っていて、キレイですからね。今後も元気に頑張って欲しいです」
長田「こちらのポイントは、座間味島のウルヌサチ。水深3mの浅瀬にあるサンゴ礁に、デバスズメダイが群れてます。シュノーケリングでも、充分に楽しめます」
伊波「ん~、こちらも素敵な光景です」
長田「少し深いところで出会ったタイマイ。久しぶりの再会なのか、2匹でなにやら相談事?反対側に回りこんでみてみると・・・」
伊波「あら?キスでもしているんでしょうか」
長田「これは間違いなく、愛情表現ですね(^-^)微笑ましいシーンに出会えました」
伊波「可愛らしくて光景ですね~」
長田「光の差し込む海は、いつ見ても癒される光景ですよね」
伊波「光のカーテンが本当に素敵です」
長田「最後は、屋嘉比島にあるヤカビトンネル。ここでは、幻想的な景色が見られるんです。光のシャワーを浴びたい時にも、ぜひお勧めしたいポイントです」
伊波「こちらも差し込んだ光が幻想的でキレイですね」
長田「岩と岩の隙間が狭いほど、差し込む光も細くなり、スポットライトを当てられている気分になるでしょう」
伊波「天然のスポットライトとはまた素敵です」
長田「パワースポットに行った気分でダイビング終了です」
伊波「どの光景も涼しげで癒されるものばかりで、まだまだ見ていたんです。実際、見るとさらに美しいんでしょうね」
長田「是非この光景生で見ていただけるとまた違った感動が味わえると思いますよ」
伊波「長田さん、きょうもありがとうございました。以上、楽園の海でした」