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県が48億円の補正予算、MICEは減額補正

大型MICE、開業遅れは必至です。県執行部が7日の庁議で承認した補正予算案では、一括交付金事業を中心に、一般会計でおよそ48億円の補正予算が組まれています。大型MICE施設は、10億4700万円余りを当初予算から削除する減額補正案となっています。

基本設計費用への一括交付金の交付が国から認められず、事業化の見通しが立っていないため、2017年度中に実施設計まで終えることは難しいとして、関連予算を削除します。

県では引き続き早期交付を求めていく方針ですが、採算性を疑問視する国との交渉は難航が予想され、2020年9月の開業は遅れることが決定的です。