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住宅地のすぐそばでのオスプレイの訓練が深刻化している宜野座村城原区の区民らが、県に、機体が発する低周波音の調査を行うよう要請しました。
要請したのは、宜野座村城原区の崎濱秀正区長と行政委員のメンバー合わせて5人です。県は9月から普天間基地周辺の民間住宅を借り上げ、オスプレイなどアメリカ軍機の低周波音の本格的な測定調査を行います。
城原区民らは、城原区でのオスプレイの飛行回数が増加していて、健康被害に対する不安も広がっているとして城原区での調査の実施を求めました。
しかし、対応した県の担当者は、「今回の調査は低周波音の被害の実態調査ではなく、あくまでも低周波音について調べる基礎的な調査で、予算も限られている」と回答。そして、普天間基地周辺での今回の調査結果をふまえ、城原区の問題とも結びつけていきたいと述べました。