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沖縄戦で犠牲となった人たちへ、祈りをこめて。糸満市の平和祈念公園では今年もエイサーが奉納されました。
多くの戦没者が眠る糸満市の平和祈念公園では、戦没者の慰霊と平和への願いを込めて、毎年旧盆期間中にエイサーが奉納されています。ウークイの5日は、地元糸満市の喜屋武青年会が、18万余りの戦没者の遺骨が納められている墓苑で勇壮な舞を披露。静かな園内に甲高い指笛と力強い太鼓の音が響き渡りました。
20年前にエイサーの奉納を始めた喜屋武青年会では、メンバー不足に悩む今も先祖供養のためにと奉納を続けています。喜屋武青年会の仲間亨会長は、「今後もできるだけ奉納エイサーを続けられるように青年会一同頑張っていきたいです」と話していました。
会場では、関係者らが平和の願いを込めて戦没者に黙とうを捧げていました。