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バス事故防止に向け、事業者の安全管理をチェックする巡回指導が8月29日から県内で始まりました。
29日、那覇市の沖縄総合事務局でバス事業者への巡回指導出発式が行なわれました。巡回指導は、2016年1月に長野県軽井沢町で起きたスキーバス事故を受け、改正された道路運送法に基いて創設された制度で、県内では県バス協会が実施します。
出発式で、県バス協会の合田憲夫会長は「全力をあげ適正化業務を行います」と挨拶しました。
巡回指導は2人の指導員が県内のバス営業所で運転手の健康管理や運賃の設定などが適正にされているかをチェックし、違反があれば、国の監査や処分につなげます。
沖縄総合事務局によりますと、県内には74の営業所に1139台のバスがあり、2017年度は27カ所を巡回指導する計画だということです。