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旅客船を狙ったテロ犯罪を防ごうと、24日、那覇市の泊港で爆発物を想定したテロ対策訓練が行なわれました。
24日の合同訓練には警察や海上保安庁の3つの機関のほか、初めて民間の旅客船運行会社も参加しました。訓練は、航行中のフェリーの車両置き場で、爆発物と見られる不審物が発見されたとの想定で行なわれ、乗客を避難させたあと、爆発物処理班が特殊車両で爆発物を回収するまでの手順を確認しました。
那覇警察署の饒波正彦警備課長は「船や航空機のほか、あとソフトターゲットですね、博物館等々、それについてはやっぱり実効性のある訓練を今後やっていかないといけないのかなと考えています」と話していました。
2020年の東京五輪・パラリンピックを控え、水際でのテロ対策の一層の強化が求められています。