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通信制高校設置を目指し与那国島で遠隔授業

与那国島に通信制高校の設置の可能性を探ろうと、最先端の技術を使い与那国島と沖縄本島とを結んだ遠隔授業が行われました。

8月23日琉球大学で行われた数学の授業。先生の話を聞くのはスクリーンの向こう、遠く与那国島にいる高校生です。これは内閣府が行った実証実験で、高校進学による人口流出といった課題を抱える離島地域で、ICT、情報通信技術を活用して与那国島に通信制高校設置の可能性を探ろうというものです。

授業には夏休みで島に帰省中の9人が参加しました。授業を受けた与那国島の高校生は「違和感を感じたりするのかと思ったけどそんなこともなくすごく楽しく授業を受けることができました」「15の春で島から出ないといけなかったので島に残ることもできるのでそういう面では良いと思います」と感想を話しました

実証実験は国の離島活性化推進交付金3000万円などを使い、3年間行われます。また、今回の結果を踏まえ県内の他の離島でも展開する予定だということです。