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アメリカ軍基地内での環境調査について、2014年度以降、立ち入りが出来ていないことが調査団体の情報開示請求で分かりました。
環境調査は、日本の法令が及ばない国内のアメリカ軍施設の環境汚染を調べるため、日米の合意のもとで1978年以降、県も基地内に立ち入って排水を調べるなど、調査が行われていました。
しかし2014年度以降、立ち入りは認められなくなり、県は、基地周辺の川の水を採取するなどに留まっています。立ち入りができなくなったのは、日米合同委員会での合意が得られなくなったためとみられますが県に対する説明はないということです。
調査した団体インフォームド・パブリック・プロジェクトは、「アメリカ側の裁量で調査が出来なくなる制度に欠陥がある」「情報にアクセスする権利が奪われても国民に知らせずにいた国や県の対応も問題だ」と指摘しています。