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浦添市にある「カーミージー」と呼ばれる岩場。昔から地域の人の憩いの場として知られています。
このカーミージー周辺を保全・活用するため、浦添市が全国初の「里浜条例」を策定する見通しになりました。
案内してくれたのは、港川自治会の田邊治通副会長。長年、このカーミージー周辺を地域の人が自然と触れ合える「里浜」にしようと自治会として取り組んできました。
田邊さんは市が進める「里浜条例」策定に向けた動きについて、これまでの活動が認められたと評価する一方で、「里浜」という定義について、さらに協議を進めたいと話します。
田邊さん「地域の方が何十年も前から日常の生活圏の中で、魚を取ったり海藻をとったり遊んだりとか、身近な海だった。多様性のある自然環境、生物とかいっぱいいますので、共生できるような人の活動と自然の生態系、共存できるような活動が里浜づくりかなと思います」
制定されれば、全国的にも珍しい「里浜条例」。2018年4月の施行を目指して2017年12月の議会に条例の素案が提出される予定です。