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障害のある人もない人も共にプレーするバレーボール大会が開かれました。使われたのはこちらの〝風船〟です。盛り上がりを見せた綱引きとあわせてご覧ください!
先週、土曜日。
9チーム、およそ80人が参加して行われたのは、障がいのある人もない人も共にプレーする〝風船〟を使ったバレーボール大会です。障がいの有無に関わらず、スポーツの楽しさを分かち合おうと18年前に始まり、今年で31回目を迎えました。
参加した人「障がいのある人が主役になってしまうから遠慮しがちだがお互いに譲り合ってやっている」
脳性まひで、生まれつき手足に障がいを持つ、金嶺健哉さん。普段、体を動かすことはあまりありませんが、この日は、仲間と声をかけあいながら、共にプレーを楽しみました。
金嶺健哉さん「めっちゃ楽しかった。みんなでやるから楽しい」
母 ひとみさん「まひとか重度の障害のある子でも少し手を伸ばすだけで風船が当たればオッケーというルールでもあるので。楽しそうにやっている姿を見たらよかったなと思って」
バドミントンのコートを使って行われる風船バレー。6人でチームを組み、相手コートに打ち返す前に、全員が風船に触れることがルールになっています。
チームメイトを思いやる〝全員参加〟が競技の魅力です。
参加した人「目が悪いが毎年楽しくやっている」
参加した人「分かり合うという意味でも助け合いながらプレーするのは自分たちにとっても刺激的」
県バリアフリーバレーボール協会前田朝律副会長「障がい者でも顔や足に当たっても1回と数えて参加できるのでいいスポーツだと思う子どもからお年寄り障がい者問わずにみんなが参加できるいい機会だと思う」
障がいの壁を乗り越え、同じ立場で楽しめる風船バレー。その広がりに期待です!