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元衆議院議員で沖縄県選出議員初の大臣を務めた上原康助さんが、6日午前、呼吸不全のため沖縄市内の病院で亡くなりました。84歳でした。
上原さんは、1932年生まれの本部町出身。高校卒業後、軍雇用員として働いている中で、全軍労の初代委員長に就任し、劣悪な職場環境の改善などを訴えました。
復帰前の1970年に行われた沖縄の国政参加選挙では、38歳の若さで衆議院議員に初当選しました。以降、連続10期、30年間代議士を務め、1993年の細川連立政権では県選出議員として初めての大臣に就任しました。
2000年に政界を引退し、地域活動を行っていましたが、2017年に入って体調を崩し、入院していたということです。