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県は7月24日午後、辺野古の新基地建設をめぐり、岩礁破砕をともなう工事の差し止めを求める訴えを起こします。

県は、この裁判で、辺野古の埋め立て工事について海底の「岩礁破砕」をともなう工事には、知事の許可が必要だと訴え、国が許可を申請しないまま、岩礁破砕を行うのを差し止めるよう求める方針です。同時に、判決が出るまでの間、工事を中止するよう仮処分も求めることにしています。

一方国はこれまで、名護漁協が現場海域の漁業権の放棄を決議したことによって漁業権は消滅したとして、岩礁破砕に知事の許可は必要ないと主張していて、裁判では漁業権の存在をめぐって、国と県が、真っ向から対立することになります。

提訴は7月24日午後で、夕方に知事が会見する予定です。