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沖縄戦から72年。家族の元へ遺骨を戻してほしいと遺族らが訴えました。

7月12日、遺族らが国へ、戦没者遺骨のDNA鑑定を要請しました。要請したのは沖縄戦の遺族やガマフヤーの具志堅隆松さんら15人です。現在、県内ではDNA鑑定の可能性があるとして700近い遺骨が焼骨されずに収容されています。

現在、国のDNA鑑定の対象は、日本軍の部隊記録が残る10の地域で見つかった84柱と、その遺族ですが、具志堅さんらは沖縄戦で犠牲になった全ての遺骨と、希望する遺族全員のDNA鑑定が必要だとして全国から集まった希望者135人の名簿を国に提出しました。

遺族が集団で要請するのは今回が初めてのことです。要請を受けた厚労省は「今月中に遺族へ申し込み方法を案内する」と回答しました。