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最近、沖縄でも自転車に乗る方を以前よりも多く見るようになりました。でも増えているのは利用者だけではないようです。

比嘉夏希記者「こちらは奥武山公園駅です。駐輪場から溢れるように自転車が並んでいますが、中でも明らかに壊れているものや、部品の一部が盗まれてるとみられる自転車が次々と撤去されていきます。」

5日、奥武山公園駅など3カ所のモノレールの駅周辺で行われた自転車クリーンUP作戦。自転車を利用する人の増加に伴い、放置自転車や盗難が増え歩行者の通行の妨げにもなっていることから、豊見城警察署と県が初めて合同で実施しました。

中には、鍵を差したまま放置されているものもあれば、部品が盗られ乗れなくなっているものも。豊見城警察署によりますと、6月までに自転車の盗難件数は2016年に比べ12件増加しており、その8割が少年によるものだということです。

豊見城警察署の喜納綾子係長は、「自転車を長期間放置することによって、自転車を盗む方もいます。要らなくなったからと言って不法投棄をする方もいます。(放置自転車を)撤去して、きれいな街づくり、クリーンアップ作戦、非行防止に対策に努めていきたいと思います。」と話していました。

5日、奥武山公園駅南側で撤去された自転車は8台。残りは警告にとどまっていますが、来週以降、撤去の対象になるということです。