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名護市辺野古で新基地建設現場周辺を警備する船の燃料が海に投棄されたと元乗組員らが証言している問題で、第11管区海上保安本部が捜査を始めたことが分かりました。

燃料を投棄したとされるのは、新基地建設現場周辺の海上警備業務を担う民間警備会社、マリンセキュリティーの警備艇「かしま」です。

中城海上保安部は、元乗組員らの証言が事実であれば、船舶からの油の投棄を禁止する法に抵触する可能性があるとして、関係者への聞き取りなど捜査を始めました。

QABの取材では複数の証言が得られていて、元乗組員は、2017年初めから3月の中頃にかけ10回ほど、「船長の指示で燃料を捨てた」「1度に100リットルほど捨てたこともあった」としています。