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南側の海にもフロートが引き出されました。名護市辺野古の新基地建設で2か所目となる護岸工事着手が、目前に迫っています。新たにフロートが引き出されたのは、埋め立て区域の南側のエリアで、「K1」と呼ばれる新たな護岸の建設が予定されている場所です。
久田友也記者ヘリリポート「護岸工事の2カ所目となる南側の現場です。新たなフロートで規制され、その外側で海上保安官と、工事に反対する市民が対峙しています」
周辺では、数日前から資材搬入用とみられる仮の道路の建設が進められていて、28日も砂浜に捨石を落とす作業が確認されました。
この現場は辺野古漁港から近く、近づくことも比較的容易で、基地建設に反対する人たちを遠ざけるために新たなフロートが設置されたものとみられます。
2カ所目となる護岸工事の着手は秒読み段階に入っています。また、およそ2カ月前に護岸工事が始まった北側の護岸はおよそ100メートルほどに伸びていて、波消しブロックが護岸沿いに並べられた様子も確認できました。
28日の作業について沖縄防衛局は、「作業を安全かつ円滑に実施するため、作業エリアを明示するためのものです」とコメントしています。