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5月にQABが辺野古で撮影した、護岸工事に使う石の汚れを海で洗うような作業について、国会で追及を受けた防衛省がミスを認めました。
久田友也記者報告「今また石材を詰めた袋を一度水面に浸して、洗浄するような動きを見せています」新基地の護岸工事が続く辺野古では、5月、石材を海に積み上げる際に反対側の海で一旦洗い、汚れを落とすような作業が確認されていました。
この問題は参議院で伊波洋一議員が追及していましたが、防衛省は20日、伊波議員の事務所を訪ね、「オペレーションミス」だと説明して作業の誤りを認めたということです。
石材の洗浄については、採石場から出荷する際と仮置き場から海へ運ぶ際の2段階で行うことが定められています。
またサンゴなどの移植が始まっていない周辺の海域にまで汚染を広げかねないため、こうした作業方法に対しては専門家からも疑問視する声があがっていました。