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体験者が語りました。沖縄戦での浦添・前田高地の戦いを基に描かれた映画の先行上映会が6月19日夜に行われました。
今週土曜日公開の映画「ハクソー・リッジ」は武器を持たずに沖縄戦に従軍し、多くの負傷兵を救った衛生兵の実話を基に描かれていて、アメリカ軍から「ハクソーリッジ」と呼ばれた浦添市の前田高地が舞台です。
19日は、実際に前田地区で戦争を体験した男性が、当時の悲惨な状況を語りました。戦争体験者の石川仁助さんは「(隠れていた祖先の墓は)緑で覆われていましたが、容赦なく火炎放射で全部焼かれ、僕の祖父も銃剣で刺殺されました。二度と再びこのような血なまぐさいことは行ってはいけない」と話しました。
上映会を主催した浦添市では、映画を機に平和について考えてほしいと話していました。