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沖縄戦に動員された学徒の無念を後世に伝えるため、学徒たちが書いた遺書の修復が続けられています。
鉄血勤皇隊として沖縄戦に動員された、今の首里高校で県立第一中学校の生徒が書いた遺書。
虫に食われ穴があき、文字も薄くなったりと激しく劣化しています。これらは養秀同窓会が集めたもので、現在、一中学徒の遺書など150点の修復作業を続けています。
養秀同窓会の太田幸子副会長は「こんな遺書を書いて残して戦場で亡くなって戦死していったんだとか、そういうことを具体的に伝えることがこれから必要になってくる時代じゃないかと思う」と話しました。
養秀同窓会では「なるべく早く遺書の修復を終えて大切な戦争遺産として役立てたい」としています。