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軽便鉄道与那原駅跡が登録記念物に

県内2例目です。与那原町のかつての軽便鉄道の駅の跡が国の文化財に登録されることが、決まりました。沖縄県鉄道は大正時代から1945年まで、本島中南部で営業していて、県民からは軽便鉄道と呼ばれ、親しまれていました。

このうち那覇と与那原を結んでいた与那原線の終着駅だった与那原駅舎は沖縄戦で被害を受けましたが、9本の駅舎の柱が残りました。そして2015年には駅舎全体が復元され、現在は資料館として活用されています。

登録は、16日に開かれた国の文化審議会で、答申されたもので、県内では、うるま市の平敷屋製糖工場跡に次ぎ、2つ目の遺跡関係の登録記念物となります。

古堅國雄与那原町長は、セレモニーで、「大変喜んでおります。これから観光スポットとしてもですね、大いに活用させていただいて、沖縄の歴史に触れていただくべく、私たちも街づくりに生かしていきたいと思っております」と話していました。

与那原町では今後大型MICE施設も整備されることになっていて、多くの来場者が予想されています。