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嘉手納基地の旧海軍駐機場をアメリカ軍機が使用している問題で、基地周辺の自治体がアメリカ軍に抗議しました。
嘉手納基地には、先月末から在韓アメリカ軍所属のU2偵察機4機が一時的に配備され、住宅地に隣接する旧海軍駐機場を使用しています。
これを受け、嘉手納基地周辺の自治体でつくる三連協が8日、嘉手納基地を訪れ、駐機場の使用を即刻中止するよう要請しました。しかし、アメリカ軍の担当者は「2009年の日米合同委員会で一時的な使用は合意されている」と話したということです。
嘉手納町の當山宏町長は「大きな問題は日米双方の解釈の違い。どこが曲げて解釈しているんだろうということだろうと思います」と話していました。
こうした事態に対し、沖縄防衛局の中嶋局長は「日米合同委員会の中では認めていない。認識の違いを明らかにするよう努力していく」と話していました。