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3月に沖縄こどもの国にやってきたホワイトライオンの命名式が4日に行われました。
東日本大震災での支援に対するお礼にと、福島県の東北サファリパークからやってきたホワイトライオンの男の子。生後6か月を過ぎ、沖縄にやってきたころに比べてずいぶんたくましくなっています。
命名式は、一般公募で寄せられた4850件の中から数の多い上位5つの名前を玉に書いて、ホワイトライオンに選んでもらいました。
そして、選んだ名前は「セラム」。実は、福島で呼ばれていた名前なんです。
「セラム」という名前にしたかった一人、高原小4年末武昊大君は、なぜセラムにしたかったかと記者に尋ねられ「福島の子が大切につけてくれた名前だから」と答えていました。
また、沖縄こどもの国・飼育員の島袋健さんは、「来たときから『セラム』って呼んだほうが反応が良かった。継続して呼べるので良かった」と話していました。呼ばれていた名前を自ら選んだ奇跡も感じる命名式。島袋さんは、セラム君が人なつっこい男の子に育ってほしいと話しています。