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新基地建設への抗議活動中、アメリカ軍に不法に身柄を拘束されたとして国に対し損害賠償を求めている芥川賞作家の目取真俊さんの裁判が1日、那覇地方裁判所で開かれました。

目取真さんは2016年4月、新基地建設への抗議活動中、キャンプシュワブの臨時制限区域内に入ったとして、アメリカ軍におよそ8時間にわたり身柄を拘束されたのは不法であると訴え、国に対し60万円の損害賠償を求めています。

1日の裁判で原告側は「アメリカ軍には日本側に直ちに身柄を引き渡す規定があり、日本側が身柄を引き取らない場合は、速やかに釈放するべきだった」などと訴えました。

また国側は、アメリカ軍による拘束の根拠を今回の裁判で示すには3カ月かかると説明しました。次回裁判は、7月に開かれます。