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去年、大規模な白化現象によりおよそ7割が死滅した石垣島沖の石西礁湖で12日夜、幻想的なサンゴの産卵が始まりました。
満月直後の大潮となった12日午後10時ごろ、石西礁湖では白化の被害から生き残ったサンゴのうち、塊状の「ノウサンゴ」や「コモンサンゴ」のなかまが産卵。「バンドル」と呼ばれる卵子と精子が入ったピンク色のカプセルが次々と海中に漂い始め、あたりは幻想的な雰囲気に包まれました。
白化の被害が大きく、産卵への影響も懸念される枝状やテーブル状の「ミドリイシ」ではこれまでのところ産卵は確認されていませんが、13日、14日にも産卵するとみられています。