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経済的理由で受診せず手遅れで死亡2件

経済的理由で病院を受診せず、手遅れになって亡くなった事例が、2016年、県内で2件あったことが明らかになりました。

28日に県庁で会見した沖縄民主医療機関連合会によりますと、2016年1年間に、全国641の医療機関を対象に調査を実施したところ、経済的理由で病院を受診せずに死亡した事例が、全国で58件、県内では2件あったということです。

県内の事例は、50代と60代の女性で、いずれも、重病にもかかわらず、経済的困窮から医療機関を受診せず、救急搬送された後、亡くなったということです。

沖縄民医連では無料低額診療事業を導入していて、お金の心配なしに受診できる制度を広め、生活困窮者の命を守りたいとしています。