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辺野古での護岸工事着手から一夜明けた26日も、ゲート前では、建設に反対する人たちが抗議の声をあげました。
25日に工事が始まった現場では、26日は、護岸を造る目立った作業は確認されませんでした。一方シュワブゲート前では、工事車両が入るのを防ごうと、およそ150人が座り込み抗議しました。
抗議していた女性は、「沖縄にこれだけいっぱい基地があるのに、また基地を押し付けるのかと本当に怒りでいっぱいです」
別の男性は、「まだ悔しさが残っていますけど、まだ負けてはいないから、今からもずっとここで頑張りたい。ただ、知事に一刻も早く撤回表明してほしい。これだけですね」と話していました。
一方、県庁では、大浦湾に隣接する名護市の汀間区と三原区の区長が、吉田政策調整監を訪ね、一日も早い埋め立て承認の「撤回」を求めました。
名護市汀間区の新名善治区長は、「撤回を一日も早い段階でして頂いて、とりあえず工事作業を止めて頂きたい」と要請しました。これに対し、吉田政策調整監は、「慎重に検討している。知事に伝えたい」と理解を求めました。