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西原町の工業団地内に大量の廃タイヤが放置されている問題で、県は、4月21日撤去に着手しました。廃棄物処理法に基づく行政代執行は県内では初です。
現場で野島記者は「改善命令から7年。山積みとなった廃タイヤが、次々とコンテナに入れられていきます」と伝えました。
午前10時すぎに始まった撤去作業。県の職員らが見守る中、処理業者が重機を使い、廃タイヤに溜まった水をふるい落としながらの作業となりました。
県環境整備課では、約2500万円をかけて全体で800トンとされる廃タイヤのうち500トンを年内に撤去する方針です。
県環境部の松田了環境整備課長は「当然かかった費用については行為者に求める方針です。いわゆる逃げ得は許さない。」と話していました。
今後、廃タイヤは、県内で細かく砕かれた後、宮崎県内の製紙工場で燃料として再利用されます。