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スマートフォンやタブレット端末などを取り入れ、企業の生産性向上を促すITフェアが那覇市で開かれました。
中小企業庁などが主催した「ITフェア」は、人材の確保に苦しむ企業が多い中、ITの利活用を進めて生産性の向上に取り組んでもらおうと全国で開かれています。
陣屋の宮崎富夫代表取締役社長は「お客さまがチェックインされて、お部屋にご案内させて頂いたんですけども、なるべくお待たせしないように、すぐにどこかにいる仲居さんに行ってください、という指示をこれで出しております」と説明しました。
旅館・ホテル業向けのこのサービスでは、予約・接客から食材の原価まで一括して管理できる効率化をPR。また卸売業向けのサービスでは、小売店からの発注をネット通販のように使いやすくしたほか、売れ筋の分析なども簡単にできるのがポイントです。
中小企業庁の高島竜祐経営支援部長は「難しい機器を入れてコンピュータ制御するのは製造業の話でしょ、という固定観念を取り払っていただきたいと思っています」と話していました。
基調講演では、IT技術の導入などによって大幅な業績アップにつなげた企業の具体例などが紹介され、出席者は真剣な表情で聞き入っていました。