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県内にも拠点を構える国内の大手ホテルチェーンが4月、グループ全体の新入社員研修を沖縄で実施しています。観光客が増加する沖縄で観光業界のスタートを切ってもらおうという狙いがあるようです。
那覇市のロワジールホテル那覇。部屋で行われているのは、今月入社したばかりの新入社員の研修。しかし、参加者はこのホテルへの配属者だけでなく、全国各地から集まりました。
新入社員の女性は「これから2020年の東京オリンピックを控えておりますし、それ以降もいろんなお客様にグローバルに活躍していけるようなホテリエになりたいなと考えております」と話していました。
ロワジールホテル那覇は、現在国内の大手ホテルチェーン、ソラーレ・ホテルズ・アンド・リゾーツが運営していて、今回の研修にはグループ全体の新入社員39人が参加しています。
道上総支配人は「観光の急成長している沖縄の中心地で、まず集まってやるということ。もう一つは皆さん全国から飛行機に乗って来ますので、観光客の、お客様の目線になって集まって、観光で何を感じるのか」と研修の意義を説明しました。
研修期間は1ヵ月。観光客の目線に近づけるため、新入社員はホテルに泊まりながら研修に参加しています。参加者は「自分たちが知らなかった沖縄の見え方というのも感じますし、それを再確認することで、沖縄のよさを伝えていけるようになるかなと思います」と話していました。
基本的な接客マナーから外国人への対応など沖縄で学んだ知識を武器に、新入社員たちはまもなく全国へと羽ばたいていきます。