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シーミーのシーズン入り初の週末となった4月8日県内各地で親族が先祖の墓に集まり手を合わせる光景が見られました。初めてのシーミーを迎える赤ちゃんを膝に乗せ手を合わせるお母さんは、「うーとーとー。大きいおじいちゃん、おばあちゃん、初めまして」と、先祖に声をかけていました。
那覇市にある識名霊園では、家族らが先祖の眠る墓前に集い手を合わせたり、お供え物を囲んで食事を楽しむ様子が見られました。
家族の代表お父さんは、「(先祖もお墓の)中でワイワイ騒いでいるみたいですよ。声がきこえますよ。先祖があるから我々がここにこうしているのでそういう事を忘れずに、ずっと引き継いでもらいたいと思います」と話しました。
集まった人達は、各家々に伝わる方法で先祖をもてなし、日ごろの感謝の気持ちを伝えていました。