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PFOS 普天間基地周辺 6地点で米勧告値超え

基地が発生源とみられている汚染物質PFOS。県が行った調査で、普天間基地周辺6カ所から、新たに高濃度で検出されたことが、分かりました。

県環境部では、2016年の夏に続き、2016年末から3月にかけて普天間基地周辺の新たな6カ所を含む県内41地点で湧水や地下水を調査。

その結果、前回同様、普天間基地周辺の3カ所の地下水から、最大で1リットル当たり880ナノグラムと、アメリカ政府が飲料水として生涯に摂取できる安全基準として勧告している値70ナノグラムを大幅に超えていたことがわかったほか、新たに加えた調査ポイント6カ所のうち、基地より下流の3カ所でも、勧告値を越える汚染が見つかりました。

県では、基地に流れ込む水源ではPFOSの濃度が低いことから、改めてアメリカ軍などに使用状況や履歴を照会することを検討しています。

一方、農作物については、追加調査の結果、影響はないとしていますが、これらの水を直接飲まないよう呼びかけています。