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2015年度の高齢者への虐待報告件数は134件で、2014年度よりやや減少したものの、介護施設での虐待は過去最多の4件だったことがわかりました。

県によりますと2015年度、高齢者への虐待が報告された件数は134件で前の年度に比べ11件減少しました。

しかし、介護施設での職員による虐待は、過去最多の4件にのぼり、残り130件は家庭内での家族からの虐待だったということです。

県内の虐待の認知件数は高齢者虐待防止法が施行された2006年以降横ばいとなっていて、県では、虐待が疑われるケースを発見した場合は、市町村の担当窓口などに通報してほしいと話しています。