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食物アレルギーを持つ修学旅行生などに安心して旅行に来てもらうため、観光関連産業としてどう対応すべきかを考えるシンポジウムが、13日、宜野湾市で開かれました。
県によりますと、県内を訪れる修学旅行生は年間43万人で、このうち2万人が食物アレルギーを持つといわれています。シンポジウムでは、年間110万人の、修学旅行生を受け入れる京都での先進的な取り組みから学ぼうと、京都府職員の竹原智美さんが招かれて報告しました。
京都のプロジェクトでは、旅行社を通じて食物アレルギー調査票を配布し、事前にアレルギー対応の食事メニューを組むシステムを導入しています。
竹原さんは、調査票は沖縄でも共有してもらい、食物アレルギー対策が広がることで、観光発展につながると報告しました。