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教室が達成感に包まれました。那覇市の寄宮中学校で、1年生のクラスが全員で協力して給食を残さず食べる「給食完食」に挑戦し、170日の連続記録を達成しました。
きょう昼過ぎ、1年1組の教室では、給食の準備が進んでいました。このクラスでは当初、食べ残しが多かった生徒たちに、給食を通してチームワークや絆を深めてもらおうと、去年5月から担任の先生の提案で「給食完食」に取り組んできました。
きょうのメニューはきびなごのカレー揚げ、大豆の炊き込みご飯、大根サラダ、牛乳です。完食を目指してどの生徒も真剣です。そして…。
中村記者「給食が終わりました。食べ残しはなく、完食170日を達成しました」
記録を伸ばし続けたクラスに芽生えたのは、向上心や団結心。学校の運動会や球技大会でも、総合優勝を果たすなど、輝かしい成績を残しています。
伊佐直己教諭「給食は栄養士が考えて作ってくれているので(食べ残しは)失礼だと思っている。せめて好き嫌いはあっても給食だけは残させないようにと考えて指導しています」
生徒たちは、来月の終業式に向けてさらに記録を伸ばす予定です。