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参考人招致でもあらためて疑惑を否定し、身の潔白を訴えました。
副知事による教員採用試験などの口利き疑惑を巡り県議会の文教厚生委員会は2月20日、安慶田元副知事を参考人として呼び意見を聞きました。
参考人として委員会に出席した安慶田元副知事は、改めて疑惑について否定。また、諸見里前教育長の文書提出などを受けて、疑惑を事実と認定した県教育庁の調査への不快感を示しました。
安慶田元副知事は「あいまいな文書をもって、教育庁がそれを事実として認定したことに対して、私は異議申し立てをしていたかもしれないが、そういうことも聞かれもしなかった」と話しました。
また、安慶田元副知事は、自身が辞任したことについては「事態を収束させるため」で、口利きの事実を「認めたわけではない」としました。
一方、野党自民党などは一部で報道されている病院事業局長人事への介入について質しましたが、安慶田元副知事はこれについても否定。自民党の委員からは、百条委員会の設置を求める声が上がりました。
委員会では、諸見里前教育長についても参考人として呼びたい考えですが、前教育長からは「弁護士と相談する」との回答に留まっているということです。