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戦争で失われてしまった紅型を復興させた人々の貴重な作品などが並ぶ展示会が那覇市で2月9日から開かれています。
会場には、戦後、伝統の紅型復興に尽力した人々や現役で活躍する職人の作品など50点あまりが展示されています。
こちらは昭和50年代の作品です。生地には今は貴重で使うことができない宮古上布が使われいて両面には芭蕉の葉の模様が細かく施されています。
時代が移り変わるにつれ徐々に図柄が大きくなり、和装のようなデザインが広がっていきましたが伝統の染めの技法はそのまま受け継がれています。
また会場では着物だけではなく、帯や掛け軸なども紹介されていて、訪れた人たちの目をひいていました。
展示会は沖縄県立博物館美術館で2月12日まで開かれています。