※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
過去にも暴行動画が存在していました。2月7日、沖縄市教育委員会は2度目となる会見を開きました。
学校などによりますと、2016年5月、沖縄市内の中学校に通う男子生徒が別の中学校の男子生徒から一方的に暴力を受け、その様子を撮影した動画が、無料通信アプリの「ライン」上に流出していました。
被害者の生徒はこの問題を受けて、約8カ月間不登校。警察に被害届も出していました。
学校側はこの問題を被害生徒の保護者から報告を受けましたが、再発防止に向けた具体的な対応はないままの状態だったということです。
会見した沖縄市教育委員会の宮城康人指導部長は「重大事案になりうるという予見が不足していた。危機意識・危機管理の考え方が不十分だったせいで、その後、不登校とか、そういう状況になっていくことに対応が遅れてしまった」と話していました。
一方、県の平敷教育長はこの問題を受け、7日にコメントを出し、今後はネットトラブルを防ぐ、学校や地域での取り組みを推進すると発表しました。