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辺野古の埋め立てをめぐり、政府は、現場水域の岩礁を壊す許可を県に再申請せずに工事を進める方針であることが分かりました。
政府は現場水域の漁業権を持つ名護漁協が、新基地建設にともなう立ち入り制限水域を含む約560haについて、漁業権を放棄していることを根拠に、県が許認可権を持つ岩礁破砕許可を申請する必要がないと解釈しています。
これに対し県は、「名護漁協の同意だけをもって、漁業権が消失したとは言えない」との立場で、3月末で期限が切れる岩礁破砕許可の再申請は必要との認識です。
立ち入り制限区域では週明けにも本格工事に向けブロックを海に投入する作業が始まるとみられ、工事を止めたい県がどのように対応するか注目されます。