※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
受刑者が逃走したという想定の訓練が、先週、南城市の沖縄刑務所で行われました。訓練は刑務所から2人が脱走したという想定で実施されました。
受刑者一人が職員の目を盗み、敷地の奥へ逃げた隙に別の一人がバイクを盗んで逃走。刑務官と警察官が付近の捜索を進め、約30分後に公園のトイレに潜んでいた2人を発見して身柄を確保するという流れです。
沖縄刑務所によりますと、受刑者の脱走事件は、1980年以降は起きていないということです。
担当者は「受刑者を脱走させないのが一番だが、不測の事態に備え緊急時の連絡体制や動きを確認した」と訓練の意義を話していました。