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小学生が模擬投票体験 政治、選挙に関心持って

こちらの数字ご覧ください。42.58パーセント。これは去年7月の参議院議員選挙の18歳と19歳の投票率です。全国と比べても低いことがわかります。若者の政治離れが課題になる中、子どものときから選挙に関心を持ってもらおうと南城市の小学校できのう模擬投票が行われました。

比嘉夏希記者「こちらは投票が行われる船越小学校です。今回の選挙、立候補したのは南城市出身の城間盛次さんと、イメージキャラクターのなんじぃです!」

子どもたちに政治や選挙に関心を持ってほしいと企画された模擬投票。船越小学校6年の児童50人が、南城市のPR大使を選ぶという想定で選挙の一連の流れを体験しました。

城間盛次さん「みんなが大好きな給食のメニューに南城市の有名な食べ物、奥武島の天ぷらかもずくをトッピングできるようにします!」

演説を聞いた子供たちは、投票用紙にお目当ての候補の名前を記入。緊張した様子で一票を投じ、開票結果を見守りました。

体験した子供たち「投票する時に、隣の人からの雰囲気が伝わってきて、ちょっとドキドキしました」「社会の時間でも政治について学んでいるけど、実際にはどのようなことをしていいか分からなかったのでとてもいい経験になりました」「(選挙権を持ったら)よりいい人を選んで、自分の意見に合うような候補者を選びたいと思います」

子どもたちは、選挙権が得られる6年後を今から楽しみにしているようでした。

ユニークな試みですよね。

去年の参院選から選挙権が18歳以上に引き下げられましたが実は南城市内には高校がないため、将来の有権者である児童たちを対象にこうしたイベントを実施しているということなんです。

子どもたちが政治に関心を持ってくれたらいいですね。