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あす28日の旧正月を前に、糸満の街は「トゥシヌユール」、大晦日ならではの慌ただしさに包まれています。
27日、糸満市中央市場は、朝早くから年越しそばや旧正月用の食材、飾りなどを買い求める人で賑わっています。
買い物客の女性は「忙しいですよ。3回、4回も(市場に)来ますよ。今から中身汁を作ったり、タイモを買ったのででんがくを作ったり、お花を生けたりします。とっても忙しいです」と話していました。
また、海の男たちは…。明け方、旧暦では今年最後となった漁から戻り、船に1年の感謝を込めながら、旧正月を迎える準備にいそしんでいました。
漁師歴40余年という男性は、「糸満は旧暦文化ですから、やっぱり旧正月が来ないと正月という感じがしない」、「(来年も)無事安全で航海ができればなと思っています」と話していました。
あす28日は「ソーグヮチ」。大漁旗が港を彩り、糸満の街に新春の訪れを告げます。