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40年以上沖縄に関する骨董品を収集している個人収集家による漆器コレクション展が那覇市歴史博物館で開かれています。

会場には、収集家の當銘正幸さんが集めた琉球王国時代から現代までの漆器120点余りが並んでいます。

花を生けたり、香炉を飾ったりする棚には琉球王国時代に独自に生まれた「堆錦」という技法が施されています。

漆を熱し金づちで叩いて伸ばし貼り付ける堆錦は現代にも受け継がれる技法です。

漆器の他にも、久米島の祝女が琉球王府から支給された勾玉や衣装といった祭祀に関する品も展示されています。

展示会は3月15日までの開催です。