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県の教員採用試験に絡み、安慶田副知事が特定の受験者を合格させるよう不正な口利きをした疑いが浮上しました。
これは18日の沖縄タイムスが報じたもので、安慶田副知事が2015年に行われた教員採用試験の際、県教育委員会に対し複数の受験者の名前や受験番号を書いたメモを渡すなどの口利き行為をしたとされています。
安慶田副知事は、取材に対し、「それはあり得ない。メモがあったとか、人を呼んだとか、全く記憶にないし、そんなことあり得ないと思って(新聞の取材には)返事をした。弁護士にも相談しているので、それで私の名誉のために対応する」と述べ、この疑惑を全面否定しました。
しかし、当時の県教育委員会幹部は、QABの取材に、口利きがあった事実は否定できないとしたうえで、選考結果に影響はなく、公正な選考が行われたとしました。
また翁長知事は、「まだ事実関係がよくわからないのでね、帰ってきてからですね。(本人からご説明はなかったですか?)ありました、新聞にある通りですね」と述べました。
翁長知事は、安慶田副知事から「何も覚えがない」と説明されたとし、進退問題に発展するかは事態を見極める姿勢を示しています。